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  • 「選択→挑戦→結果」を繰り返す海外の小学校生活|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    子供は、マレーシアと日、短期を合わせると6つの小学校に通った。 マレーシアでの小学校生活を「選択をせまられる機会が多かった」と話す。 特に高学年で小学校は、とにかくユニークだった。自由で選択の機会が特に多かった。 例えば、クラブ活動は、毎週3つまで選択できる。まったくやらないという選択肢もある。しかし昨年と同じものを繰り返すことは勧められない。毎回真剣に選ぶのである。 才能を披露する「タレント・コンテスト」学校には毎年行われるタレント・コンテストというイベントがある。 マレーシアのインターでは非常に一般的なイベントだ。 その学校では、めいめい子供達は自分のやりたいことを舞台上で表現する。 歌や踊りを披露してもいいし、絵を描いても、手品を見せてもいい。料理披露するのもアリだ。優勝すると数万円単位のお金がもらえる。 「アメリカン・ゴッド・タレント」の学校バージョンなのだ。 まずはこれにエン

    「選択→挑戦→結果」を繰り返す海外の小学校生活|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
  • 本当のことを書くのは難しい|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    こんにちは。野です。 私は編集者なので、仕事柄、他の人の原稿を読むことも多いのですが、なかには、「あなたは当にそう思っている?」とツッコミたくなる文章があります。 なぜ思考停止になるのかそういえば、子供が日の公立小学校からマレーシアのインターナショナル・スクールに来て「初めて作文で音を書けるようになった」といってました。 日で「運動会はつまらなかった」と書いたところ、「準備した人の気持ちをちゃんと考えて」と怒られたそうですが、英国式の学校では「つまらなかった」が許される、と。「その代わり、どうしてつまらないと思ったのか、相手を説得できるように文章を組み立ててください」と先生に指導されるそうです。 ツイッターでは「将来の夢はなんですか」と聞かれて「ない」とも言えず困った、と答える人の声も上がりました。 毎回、「運動会、力を合わせて頑張ったので楽しかったです」 などと、心にもないのに

    本当のことを書くのは難しい|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
  • みんな「辞める練習」が足りてない|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    ではいじめや過労死で自殺する人がいるというと、マレーシア人にはなかなか理解してもらえません。マレーシア人は、嫌な職場や嫌な学校は辞めてしまうからです 「やめ方がわからない」と人は辞めることができない実は私も最初の会社を辞めるのに5年かかりました。 テキトーな性格なのに金融機関に就職してしまい、そもそも仕事の質が全く自分にはあっていませんでした。それでも周囲には「5年は続けなさい」と言われ頑張ってしまった。それまでの人生で、寄り道や途中でやめるという経験がなく、どう辞めていいのかすら、わからなかった。周りの人は「こんないい給料は2度ともらえない」「大会社にはもう行けないよ」と脅してきますし、ホント混乱しました。 そんなある日、千葉敦子さんの「ニューヨークの24時間」というに「自分の能力と関係のない仕事をしている人に、ちょこちょこ時間の節約を教えても意味がない」という趣旨のことが書いてあ

    みんな「辞める練習」が足りてない|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
  • 海外で育てると子供が「生意気になる」は本当か|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    こんにちは。野です。 ツイッターを見ていたら、「子供を海外で育てたら生意気になった」という趣旨のお母さんの声が紹介されていました。 日では親や先生の言うことに逆らうと、「素直じゃない」と叱られますよね。ところが、今流行りの欧米式教育では「批判的思考」を育てます。親の言うことや、ときには書籍に書いてあることでも、子供たちは、おかしいと思えば遠慮なく指摘するよう、指導されるのです。 情報があふれる時代、書いてあることを「当か、嘘か」見抜く力は重要。子供たちは、なんに対しても疑問を持つことを推奨されます。 あるマレーシアの学校では、環境破壊をテーマにした授業で、自宅での環境をチェックするという内容の宿題が出ました。親たちは購入した革製品などを子供たちから批判され、「お母さん、もう少し環境を考えて」などと言われ、戦々恐々だったそう。 我が子もそうです。親の私が間違っていると思えば、遠慮なく指

    海外で育てると子供が「生意気になる」は本当か|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
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