スマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」で、アイテムの入手地点などが複数か所、設定されていた広島市の平和公園から、一部の設定が外されたことが分かりました。広島市は、6日の原爆の日を前にゲームの開発会社に平和公園を設定から除外するよう求めていて、それを受けた対応とみられます。 広島市は、6日の原爆の日を前に、「慰霊のための雰囲気が失われる」などとして、ゲームの開発会社に対し設定を外すよう求める文書を送っていました。4日、広島市が開発会社にメールで問い合わせたところ「処理を進めている」と回答があり、夕方の時点で公園内から「ジム」や「ポケストップ」がなくなっていることが確認されたということです。 その一方で、公園では今もポケモンが現れる設定になっているということで、広島市は、ゲームのキャラクターが出現できなくするよう引き続き、開発会社に求めていくことにしています。