若い人たちに地域の神社への参拝を呼びかけようと、東京都内の神社の多くが所属する宗教法人が、神社を舞台にした漫画のキャラクターを使ったチラシを作り、初詣に訪れた人たちに配ることになりました。 このチラシは都内のおよそ1400の神社が所属する宗教法人「東京都神社庁」が作りました。 チラシはA4版の大きさで、神社を舞台にした人気漫画「ぎんぎつね」の主人公の女子高校生が描かれ、地域の神社に参拝するよう呼びかけています。 また裏面には七五三や交通安全のおはらいなど神社で受けられる祈とうを紹介しています。 東京都神社庁では、これを7万枚印刷したうえで、希望する神社に送り、初詣に訪れた人たちに配ってもらうことにしています。 東京都神社庁の堀江久教理事は、「若い人たちはあまり神社になじみがなく、何もしないと忘れ去られてしまう。チラシを通じて、神社に親しみを持ってほしい」と話しています。