2010年05月07日14:47 カテゴリ 電子書籍の海外DRM状況 シングルコラムの読みやすいバージョン: http://www.kobu.com/docs/epub/drm.htm --- 横浜工文社です。電子出版のことを勉強するなか、電子出版物の違法コピーを防ぐ目的で使用される各社のコピープロテクト方式(DRM)について、海外由来のものについて調べたことをまとめました。 Digital Rights Management(DRM)は、映画や音楽や著作など、コンテンツの作者や販売者の権利保護を実現するしくみですが、多くの場合、コンテンツの内容に暗号をかけて、許可した人だけに復号のための鍵を渡す、という方法を取ります。 海外の著名なブックリーダーや書籍販売業者が採用しているDRM方式について、名前や特徴などをまとめました。2010年5月に調べたものです。DRMはクラックされると変更される
暗号化されているEPUBファイル 暗号化されているEPUBファイルは、(当然ですが)鍵を持っているリーディングシステムでしか開くことができません。下図は、iBooks(右)とDL Reader(左)のエラー画面。EPUBはオープンなフォーマットですが、鍵がかかっているものは閲覧環境が制限されます。 . OPFファイルやMETA-INFフォルダ内のXMLファイル(container.xml、encryption.xml、rights.xml)は、書誌情報などが記載されていますので、暗号化されていません。 . 上記以外のファイル(XHTML、CSS、その他)は暗号化されており、ウェブブラウザで表示することもできません。 . 暗号化されたEPUBファイルの複製は可能ですが、(中のXHTMLファイルを取り出しても)読むことはできません。この仕組みがあるから、電子書籍化の許諾を著者から得られるという
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