2020年東京オリンピックのエンブレムを巡り、アートディレクターの佐野研二郎氏が審査の応募資料として提出した、空港や街中でのエンブレムの使用例の画像について、佐野氏が大会の組織委員会の調査に対してインターネット上に掲載されていた画像を無断で転用していたことが認めたことが分かりました。
佐野パクリ騒動と小保方捏造騒動とで、同業者たちの反応がまるっきり違うわけだけど、 これって結局、やり玉に挙げられてる人を「同じ」と見るか「違う」と見るかなんだろうね。 小保方さんの行為が明らかになったとき、研究者は小保方さんを研究者とは違う何かだと思った。 だからこそ「こいつと一緒にされたらタマラン!」と、小保方さんを叩いて切り離しにかかった。 「彼女は研究者じゃありません」、「あんなの研究といえません」と立場を明確にして発言することが、 研究界隈や自身の仕事の正当性を世間に説明するための手だったわけだ。 でもさ、佐野さんの騒動の場合は、それが逆だったんだろうね。佐野さんのパクリ騒動が持ち上がったとき、 多くのデザイナーは「佐野さんがやってる程度のことはデザイナーなら普通のこと」と思った。 つまり、佐野さんと自分は同類であり、佐野さんが叩かれるなら自分も叩かれるという状況だと理解した。 だ
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