NHK首都圏のニュース 放送センター 千葉県東方沖 小規模地震続く 千葉県東方沖では今月、小規模な地震が相次ぎ、地下の岩盤の境目がゆっくりとずれ動く現象が観測されています。 こうした活動は数年ごとに繰り返され、やや規模の大きな地震が起きることもあるため、気象庁は、念のため、揺れに注意するよう呼びかけています。 気象庁によりますと、千葉県東方沖やその周辺では、フィリピン海プレートという海底の岩盤が陸側の岩盤の下に沈み込んでいる影響で、地震活動が活発になることがあり、今月26日ごろから小規模な地震が相次ぎ、千葉県で震度2や1の揺れを観測しています。 また国土地理院や防災科学技術研究所の発表によりますと、房総半島に設置している傾斜計やGPSの観測点では、今月26日以降、地下の岩盤の境目がゆっくりとずれ動く、「スロースリップ」という現象と見られる、わずかな地殻変動が観測されています。 こう