子どもがかかる病気などの予防のため、定期接種が受けられるワクチンを増やし、すべて公費で受けられるよう求め、患者団体などが都内でデモ行進しました。 5日はワクチンの普及を求める市民団体や患者団体の関係者、それに医師などおよそ80人が、東京・港区の公園からプラカードや垂れ幕を掲げ、「ワクチンで子どもたちを守ろう」と呼びかけながら行進しました。 子どもがかかる病気などのワクチンを巡っては、細菌性髄膜炎を予防するヒブワクチンと肺炎球菌ワクチン、それに子宮頸がんを予防するワクチンの3種類が、来年度から国や市町村が費用を負担して「定期接種」の対象とする方針が示されています。 しかし、市民団体などでは、接種費用の一部が自己負担となる可能性が残されているとして、確実に全額公費で受けられるよう求めています。 さらに、おたふくかぜや水ぼうそう、それに激しい下痢やおう吐を引き起こすロタウイルスのワクチンなど5種