成形したガラスのサンプル。反射防止構造の無い周囲(反射率5.2%)に比べて、反射防止構造を形成した中央部(反射率0.56%)は裏の文字がよりはっきり見える 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)は6日、ガラス表面に微細構造を形成することで、光学ガラスの反射率1%以下を実現するガラスモールド技術を世界で初めて開発したと発表した。 開発したのは、レンズなどの光学部品の表面に微小な構造物をガラスモールド法で形成する技術。産業技術総合研究所がプロジェクトリーダーとなり、パナソニックなどが共同で研究に当たった。コーティングを行なわずに反射防止ができるため、大きなコストダウンが図れるという。 従来、レンズの表面反射を抑えるには反射防止コーティングが用いられていた。しかし、反射率や入射角度依存性の低減、有効な波長域の拡大のためには、多層のコーティングが必要となり、工程が複
ペンタックスは9日、一部報道どおりにHOYAとの経営統合の中止を計画していることを認めた。ただし社長辞任等についてはコメントを避けた。 ペンタックスとHOYAは2006年12月に、経営統合の基本合意を結んだ。しかし一部報道によると、ペンタックスの取締役会が「HOYA株1株につきペンタックス株0.158株」の合併比率や、HOYAの鈴木洋CEOが統合後にカメラ事業を売却する可能性を明らかにしたことに不満を示した。 HOYAはこれを受けて6日、ペンタックスとの統合手法の選択肢に株式公開買い付け(TOB)を加えたが、取締役会による正式な決定に至っていないと発表した。TOBを選択肢に加えた理由をHOYAでは「経営統合に関し、ペンタックスと取引先各社との話し合いがスムースにいかないことや、ペンタックスより合併比率についての話もあった。ペンタックスの株主にプレミアムをお渡しできるよう、TOBを選択肢に加
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く