怪獣ブームは終わり、アニメの敵ロボットへと姿を変えた「怪獣」の存在もやはりスーパーロボットアニメの人気が下火となるとともに消えていきました。 70年代後半から80年代へと時代が移る時期、怪獣、特撮にとっては不毛の時期であったと思います。 しかし、それでもテレビというメディアから怪獣が姿を消すことはなかったのです。 1979年から80年にかけて放送された「バトルフィーバーJ」は下火となった怪獣・・・・・正確には怪人を再び息を吹き返させる番組となりました。 「バトルフィーバーJ」を製作した東映は「仮面ライダー」をはじめ等身大ヒーローと人間タイプの怪獣である「怪人」を次々とテレビのブラウン管に送り込み「第2次怪獣ブーム」、あるいは「変身ブーム」を築いた立役者でありました。 そんな東映でしたがブームの終焉とともに特撮からアニメへと方向転換し、ヒーロー、怪人番組にはあまり積極的な姿勢を見せていません