日刊工業新聞社とジャパン・デジタル・コンテンツ信託(JDC信託)、ホットリンクの3社は11月21日、研究者・技術者向けのWebコミュニティを開設すると発表した。このWebコミュニティは、ブログとソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を混ぜ合わせた形式を採用、企業の経営者や技術者、大学・公的研究機関の研究者を会員として、専門知識を循環させる仕組みを構築する。会員からは月額300円の会員費を徴収する。 名称は「てくてくjp」で、2006年2月にサービスを開始する。国内の自然科学系研究者57万人、技術者250万人を対象とする。ブログを通じてオープンな情報交換を促進すると同時に、非オープンなSNSによって人脈の拡大や技術開発の支援を促す。日刊工業新聞社 編集局電子メディア事業室 室長 水野洋氏は、会員数の見込みについて、「初年度1万~1万5000人」を目標とする。2年後には5万人の会員を獲得