自動車や自転車(移動手段)、オフィスや生活スペース(不動産)、はては生活用品や人材まで、ここ数年、急速に拡大を見せている「シェアリングビジネス」。UberやAirbnb、Mobike、メルカリ、クラウドワークなど、モノ・コトをユーザー間で取引するシステムを構築し、莫大な収益を上げ始めている国内外の新興企業の認知度は、世界および日本で着実に高まっている。 そんななか、誰も思いもよらなかったモノを対象に、ユーザー間の直接取引を実現しようとする企業が現れた。香港など各国に拠点を構える「DENT Wireless」(以下、DENT)だ。同社が目指すのは、「スマートフォンのデータ通信容量」の個人間取引だ。欧米では「モバイルデータ」と呼んでいるが、日本では「パケットデータ」や「通信データ」という呼称がより馴染みが深いかもしれない(本稿ではモバイルデータで統一)。 現在、ユーザーは各国の通信キャリア(日
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