2016年の参院選はとても厳しい選挙になる。どうしてそうなってしまうんだろう。 野党は安保法制に否定的な世論をバックにしてねじれ国会(参議院で過半数)をつくるんじゃなかったのか? その理由を考えていくために、まずは前回の記事の試算を振り返るところから始めます。 同じグラフを貼り付けておくので、ざっと野党きびしそうだねっていうのを見てください。 ●共闘しても後退しかねない参院選 野党4党(民主・共産・社民・生活)が選挙協力した場合 野党5党(民主・共産・社民・生活・維新)が選挙協力した場合 野党5党(民主・共産・社民・生活・維新)が選挙協力して、かつ比例票が2010年なみに伸びた場合 ●改選勢力と非改選勢力 2016年参院選が厳しい理由には、まず改選勢力と非改選勢力の問題がかかわっている。 参議院は任期が6年だけど、半分づつ改選する(議員を入れ替える)制度だから選挙は3年ごとにやってるよね。
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