タグ

ブックマーク / scienceportal.jst.go.jp (13)

  • 反復着床不全で子宮内膜症の患者、歯周病菌を子宮内から高頻度に検出 山梨大など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    ニュース 反復着床不全で子宮内膜症の患者、歯周病菌を子宮内から高頻度に検出 山梨大など 2024.10.02 難治性不妊症の反復着床不全で子宮内膜症を合併している患者は、子宮内膜症がない患者に比べ、子宮内に歯周病菌が増殖していることが山梨大学と手稲渓仁会病院(札幌市)の研究で分かった。反復着床不全は原因が明らかになるケースが珍しく、今回の研究で歯周病と不妊の関連性が示唆できるとしている。今後、歯周病の治療や予防が着床率の向上に効果があるかどうか、調べるという。 不妊症は妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性生活を送っているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいう。近年は人工授精や体外受精といった数種類の不妊治療が保険診療で受けられる。ただ、体外受精の場合は年齢ごとに、保険診療で胚移植が行える回数に制限が設けられている。胚移植を何度行っても着床しない反復着床不全は医師と患者双方にとっても

    反復着床不全で子宮内膜症の患者、歯周病菌を子宮内から高頻度に検出 山梨大など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
    advblog
    advblog 2024/10/04
  • 日本人祖先の「3系統説」、従来の定説に修正迫る ゲノム解析で進化人類学は「人類、日本人の本質」を探究 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    レビュー 日人祖先の「3系統説」、従来の定説に修正迫る ゲノム解析で進化人類学は「人類、日人の質」を探究 2024.07.24 内城喜貴 / 科学ジャーナリスト、共同通信客員論説委員 「日人の祖先はどこからやってきたのか」。このロマンに満ちた問いに対しては、祖先は縄文人と大陸から渡来した弥生人が混血したとする「二重構造モデル」が長くほぼ定説となっていた。そこに日人のゲノム(全遺伝情報)を解析する技術を駆使した研究が盛んになり、最近の、また近年の研究がその説を修正しつつある。 日人3000人以上のゲノムを解析した結果、日人の祖先は3つの系統に分けられる可能性が高いことが分かったと理化学研究所(理研)などの研究グループが4月に発表した。この研究とは別に金沢大学などの研究グループは遺跡から出土した人骨のゲノム解析から「現代日人は大陸から渡ってきた3つの集団を祖先に持つ」と発表し、

    日本人祖先の「3系統説」、従来の定説に修正迫る ゲノム解析で進化人類学は「人類、日本人の本質」を探究 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
    advblog
    advblog 2024/07/26
  • 首長竜は大量絶滅を生き延びていた | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    約46億年前にできた地球に初めての生物が誕生したのは、今から40億年ほど昔だと考えられている。バクテリアのような生物だったらしい。それが連綿と現在の生き物たちにつながっているのだが、その途中で、多いときには生き物全体の9割もが絶滅するような「大量絶滅」がおきている。 大量絶滅は過去に5回あったとされている。もっとも有名なのはその5回目、恐竜がすべて滅んだ約6500万年前の大量絶滅だろう。現在のメキシコ沖に落ちた直径10キロメートル以上とされる巨大な隕石(いんせき)が、その原因らしい。このほか、地球史上最大といわれる3回目の大量絶滅は約2億5000万年前におき、そのあと始まった「三畳紀」と「ジュラ紀」の境目にあたる約2億年前にも、4回目がおきた。 特定の希少種が姿を消していくのとは違い、大量絶滅では、地球上の大半の種が短い期間に滅んだ。なぜ、こんなにも多くの生物が一度に滅んだのか。もちろん、

    首長竜は大量絶滅を生き延びていた | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
    advblog
    advblog 2018/01/05
  • 質量単位の新定義になる定数を超精密測定 産総研が信頼性の確認に成功 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    質量単位の新定義となる定数を超精密に測定することに成功したと、産業技術総合研究所(産総研)がこのほど発表した。産総研のほか海外の研究機関も同様の測定に成功している。質量の単位「キログラム」はこれまで約130年もの間、世界に一つしかない金属製の「国際キログラム原器」が基準になってきた。来年11月の「国際度量衡総会」(CGPM)で産総研などの測定により信頼性が確認された定数が質量単位の新定義として採用されると、長い間使われてきた原器は不要になる。 産総研などによると、「質量1キロ」は1889年以降、フランス・パリ郊外にある「国際度量衡局(BIPM)」に保管されている国際キログラム原器が基準になってきた。しかし長い時間を経て原器表面のわずかな汚れなどで1キロからごくわずかに変化することが分かり、信頼性が問題になっていた。かつては長さの基準も「メートル原器」に基づいていたが、レーザー技術が進歩して

    質量単位の新定義になる定数を超精密測定 産総研が信頼性の確認に成功 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
    advblog
    advblog 2017/10/26
  • 東日本大震災で海底断層最大65メートルずれる | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    東日大震災で大きくずれたと指摘されている日海溝付近の海底断層は最大幅約65メートルずれていたなどとする解析結果を、海洋研究開発機構を中心とする共同研究グループがまとめた。巨大津波の生成メカニズム研究に寄与すると期待される研究成果で、論文はこのほど英科学誌電子版に掲載された。 2011年3月の大震災(東北地方太平洋沖地震)は、海底の大きなすべりがプレート境界断層の浅い部分で起きたために巨大津波を引き起こした。巨大津波の生成メカニズムを解明するためには、プレート境界断層の付近のすべりの実態を正確に調べる必要があるが、詳しいデータはこれまで得られていなかった。プレート境界断層は日海溝付近に位置していた。 海洋研究開発機構の冨士原敏也(ふじわら としや)主任技術研究員ら同機構のほか、カナダのビクトリア大学、カナダ地質調査所が参加する共同研究グループは、大震災の前後に大きくずれたとされていた海

    東日本大震災で海底断層最大65メートルずれる | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
    advblog
    advblog 2017/01/14
  • 眠りを制御する2つの遺伝子を発見 睡眠障害の研究への貢献期待 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    睡眠と覚醒を制御する2つの遺伝子を見つけた、と筑波大学などの研究グループがこのほど英科学誌ネイチャー電子版に発表した。睡眠人生時間の約3分の1を占めて誰もが毎日体験する現象でありながら仕組みや役割について詳しいことは分かっていない。研究が進めば多くの人を悩ませている睡眠障害の治療などの研究に貢献すると期待される。 哺乳類や鳥類は浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を繰り返すことが知られている。筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の船戸弘正(ふなと ひろまさ)教授、柳沢正史(やなぎさわ まさし)機構長・教授らの研究グループは、約8千匹のマウスを対象に、ある種の化学物質を使って特定の部位に限定せずにランダムに遺伝子変異を起こさせた。さらに遺伝子変異を起こしたマウスの脳波や筋電図を分析し、睡眠時間が長い(覚醒時間が短い)グループと、レム睡眠時間が短いグループに分けて、それぞれのグループに共

    眠りを制御する2つの遺伝子を発見 睡眠障害の研究への貢献期待 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
    advblog
    advblog 2016/11/08
  • 研究開発戦略ローンチアウトー第72回「インドの科学技術・イノベーション動向について」 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    レポート 研究開発戦略ローンチアウトー第72回「インドの科学技術・イノベーション動向について」 2016.05.02 樋口壮人 氏 / 科学技術振興機構 研究開発戦略センター 海外動向ユニット 私が所属する研究開発戦略センター(CRDS)海外動向ユニットでは、我が国の科学技術・イノベーション戦略を検討する上で重要と思われる諸外国の動向について調査・分析を行っており、その調査結果を内外に発信しています。2016年2月には海外調査報告書「科学技術・イノベーション動向報告〜インド編〜」を発行しました。レポートでは、インドの現状や科学技術・イノベーション動向について紹介します。 インドの概況 近年では、グーグルCEO(最高経営責任者)にインド人のサンダー・ピチャイさんが就任したように、欧米企業ではインド人の活躍が目立っています。しかしインドという国全体を見れば、まだまだ発展途上にあるといえます

    研究開発戦略ローンチアウトー第72回「インドの科学技術・イノベーション動向について」 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
    advblog
    advblog 2016/05/03
  • 国際競争力弱い重要領域 科学技術予測調査で判明 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    今後、30年程度を見越して重要と見なされるにもかかわらず国際競争力が低いとされる科学技術領域が、2日公表された科学技術・学術政策研究所の「分野別科学技術予測」で浮き彫りになった。データサイエンス関連など最近、関心が高まっている領域が含まれている。 分野別科学技術予測は、今回で10回目となる「科学技術予測調査」の中の一つ。科学技術分野を8分野に大別し、合計932の科学技術トピックを設定し、4,300人の専門家にそれぞれの重要度、実現可能性、推進方策などを聞いた結果を基に、分析している。 その結果、重要度が高いとされたにもかかわらず国際競争力は相対的に低いと評価されたトピックとして、「ソフトウエア」、「サイバーセキュリティ」、「新興・再興感染症」、「リスクマネジメント」、「製品・サービスシステム(PSS)」が挙げられた。このほか、「海洋観測・探査関連」、「安全で低コストの宇宙利用」、「大量デー

    advblog
    advblog 2015/09/07
  • 高性能リチウム空気電池開発 電気自動車走行距離大幅増の期待 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    これまで報告されているものよりはるかに性能が上回るリチウム空気電池を、東北大学の研究者たちが開発した。リチウム空気電池は、現在、幅広い用途に使われているリチウムイオン電池に代わる次世代の高性能蓄電池として注目されている。新開発のリチウム空気電池を電気自動車に使用すれば、1回の充電で走行距離を500〜600キロに伸ばすことも期待できる、と研究チームは言っている。 新しいリチウム空気電池を開発したのは、東北大学原子分子材料科学高等研究機構の陳 明偉(チェン ミンウェイ)教授ら。正極に多孔質グラフェンを使用しているのが特徴だ。グラフェンの高い電気伝導性に加え、大きな空隙が大容量の蓄電能力を持ち得る、と陳教授らは考え、さらに窒素を添加したナノ多孔質グラフェンにルテニウム系触媒を挟んだ構造の電極とすることで、性能の大幅増に成功した。 電池の容量を表すミリアンペア時(mAh)が、電極の単位重量当たり最

    advblog
    advblog 2015/09/04
  • 周期表の書き換えも? 103元素Lrのイオン化エネルギー測定に成功(佐藤哲也 氏 / 日本原子力研究開発機構 先端基礎研究センター 研究副主幹) | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    オピニオン 周期表の書き換えも? 103元素Lrのイオン化エネルギー測定に成功(佐藤哲也 氏 / 日原子力研究開発機構 先端基礎研究センター 研究副主幹) 2015.07.08 佐藤哲也 氏 / 日原子力研究開発機構 先端基礎研究センター 研究副主幹 2015年4月、わが先端基礎研究センターは、103番元素ローレンシウム(Lr)のイオン化エネルギー測定に成功したとして、「103番元素が解く、周期表のパズル」というタイトルでプレスリリースを行いました。この成果は、Nature 2015年4月9日号(520号)に掲載され、同誌の「News & Views」で紹介されただけでなく、さらに同号の表紙を飾りました。 「周期表のパズル」とはなんだろうか、と疑問を持たれた方もいると思います。元素周期表は、よく知られているように、元素をある周期性をもって、原子番号の順に並べたものです。われわれは、周期

    周期表の書き換えも? 103元素Lrのイオン化エネルギー測定に成功(佐藤哲也 氏 / 日本原子力研究開発機構 先端基礎研究センター 研究副主幹) | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
    advblog
    advblog 2015/07/08
  • エタノール燃料から電力を無害で効率よく取り出す触媒開発 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    穀物や雑草などのバイオマスを醗酵させて生産するエタノール燃料は、石油に代わる再生可能エネルギー資源として注目される。物質・材料研究機構(NIMS)の阿部英樹(あべ ひでき)研究員らのグループは、エタノール燃料から効率良く電力を取り出すための新たな触媒「TaPt3(タンタルプラチナ)ナノ粒子」を開発した。この触媒を使えば、常温常圧の環境下で、有害物質を排出せずに、高い電流密度の電力を得ることができる。 エタノール燃料は、現在でもディーゼルエンジンなどの内燃機関で使われているが、数百℃の高温で酸素と反応する際に、酸化窒素類(NOX)や一酸化炭素(CO)の有毒ガスを排出するという問題があり、二酸化炭素(CO2)をしのぐ温室効果ガスの亜酸化窒素(=一酸化二窒素N2O)を高濃度で排出するとの指摘もあった。 そのため、100℃程度までの低温水溶液中で、電気を使って化学的にエタノール分子(C2H6O)を

    エタノール燃料から電力を無害で効率よく取り出す触媒開発 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
    advblog
    advblog 2015/05/27
  • 文明は共同作業で始まった、マヤ遺跡で発見 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    文明の起源で新しい成果がもたらされた。中米で栄えたマヤ文明の初期は、公共祭祀などの共同作業を通じて社会的な結束が進み、徐々に人々が移動生活から定住に移行していったことを、米アリゾナ大学の猪俣健(いのまた たけし)教授と茨城大学人文学部の青山和夫(あおやま かずお)教授らがグアテマラのセイバル遺跡の詳細な再発掘で明らかにした。文明の起源を探る重要なモデルになりそうだ。那須浩郎(なす ひろお)総合研究大学院大学助教、米延仁志(よねのぶ ひとし)鳴門教育大学准教授らの計7カ国の研究者が参加する大規模な国際共同研究で、3月23日付の米科学アカデミー紀要オンライン版に発表した。 セイバル遺跡はグアテマラを代表するマヤ文明の大都市遺跡。ジャングルの真っただ中の高さ約100mの丘陵にある。米ハーバード大学の調査団が1960年代に調査して、有名になった。しかし、この発掘は主に表層に限られ、西暦250年以降

    文明は共同作業で始まった、マヤ遺跡で発見 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
    advblog
    advblog 2015/03/26
  • 撮ったぞ、化学結合で新分子が生まれる瞬間 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    化学反応の瞬間を捉えることは化学者の長年の夢だった。その夢がついに実現した。水溶液中の原子が結合して新しい分子が生まれる瞬間を撮影するのに、高エネルギー加速器研究機構(KEK)物質構造科学研究所の野澤俊介(のざわ しゅんすけ)准教授、佐藤篤志(さとう とくし)博士、足立伸一(あだち しんいち)教授らが初めて成功した。 X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA(さくら)」(兵庫県佐用町)でピコ秒(1ピコ秒=1兆分の1秒)以下の間に進行する化学結合に伴う分子の生成過程を直接観測して実現した。化学反応で何が起きているかをありのままに解析する一歩になる画期的成果として注目される。韓国の基礎科学研究院、韓国科学技術院、 理化学研究所、高輝度光科学研究センターとの共同研究で、2月19日付の英科学誌ネイチャーのオンライン版に発表した。 原子と原子の間隔は100ピコメートル(1ピコメートル=1兆分

    撮ったぞ、化学結合で新分子が生まれる瞬間 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
    advblog
    advblog 2015/02/20
  • 1