柏レイソルU-12のセレクションに合格したことで、サッカー熱が大きく動いた。現在の主戦場である『センターバック』でプレーするようになったのは小学6年生のとき。以来、同じアカデミー選手に多くの刺激を受けながらプロを目指すようになり、夢を実現した。と言っても、そのキャリアの全てが思い通りに進んだわけではない。U-15日本代表を機に常に世代別代表に選ばれながら世界大会を一度も経験していないのもその1つだ。だが、それも今となっては中谷の武器だ。悔しさと引き換えに手に入れた成長への欲は、今も彼をギラつかせている。 ■ 子供の頃は「公園で泥団子を作っている方が楽しかった」。幼少の頃から2歳上の兄のあとをついてまわった。遊ぶのも、いつも兄と一緒。サッカーもその延長線上にあった。 「幼稚園のサッカークラブで兄がサッカーをやっていたので、僕も小さい頃からよく一緒にボールを蹴っていました。たまに、兄の友達の影
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