東京電力ホールディングスは18日、ソフトバンクグループ傘下のSBドライブ(東京都港区)などの支援により、福島第一原子力発電所構内で自動運転EVバスの運行を開始した。自動運転の実用化は日本初という。 東京電力は昨年11月にテスト走行を行い、今回は本格導入へ踏み切った。導入の目的としては、構内移動の効率化や車両管理の改善などがある。また、環境の大幅な改善はされてはいるものの、2016年度のバス運転手一人当たりの年間被ばく量は1~2mSvとされており、運転手の被ばく量をできる限り減らすという狙いもある。 今回導入された自動運転EVバスは、フランスのナビヤ社のモデル。オペレーター同乗のもと、あらかじめ定めておいたルート上を走るもので、障害物や歩行者に関しては、光センサーやwebカメラで認識し減速・停止をする。 SBドライブは、バスの運行管理システムやオペレーターの育成などを担当。これまで自動運転E
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