■昨年度の移住者2634人 前年度から41%増加 昨年度、静岡県外から県内への移住者は2634人だった。前年度から41%増加し、県内18市町で過去最多となった。静岡市でも1.6倍に移住者は増えたが、「予想より伸びていない」、「課題は多い」と話す関係者は少なくない。 静岡県企画政策課によると、静岡県に昨年度移住した人の数は前年度から766人増えて2634件だった。移住相談件数は1万3496件で1855件増加した。いずれも、過去最多となった。 移住した世帯主の年代は20代が34.3%と最も高く、30代の32.0%、40代の17.3と続いた。20代から40代で全体の83.6%を占めたことに、川勝平太知事は定例会見で「各市町のきめ細やかな支援の成果が出た」と話している。 県内35市町の中で前年より移住者が増えたのは18市町だった。最も多かったのは浜松市の390人(+262人)。次いで静岡市255人