鑑賞後の感想を書こうと思っていたのですが、うんうんとうなってみても、どう表現するのが適切なのか分からない。 適切という枠組みもどうなのか。それほど、一般的に認知されているであろう「パンパン(娼婦)」の出てくる映画とは印象が違っている。 「やっぱり女性は強いね」という感想をもつ人もいるだろうし、「戦後すぐに活躍した職業婦人」なんていう人もいると思う。間違ってはいないが、なんだか少し、そうではないと言いたくなる。 彼女たちは「夢や希望」を持っていて「かなえようとした」のか「夢は夢」と割り切ったのか、あきらめたのか、では「希望」とはなんだったのか。 「強いから」 そんな言葉では説明のつかないこのかんじはなんなんだろう。 彼女たちは、あまりにも、私たちと変わらない。 同じとは言わないが、それはただ単に時代性の違いなだけではないだろうか。 そんなモヤモヤを抱えつつ、初日上映後のトークショーとは別に、