牛乳や卵など、栄養価の高い材料で作られ、小麦粉やバターも使わないことから、カロリーも低め。 プリンが昔から家庭で作られてきた背景には、調理法が簡単という理由だけでなく、栄養価的にも優れた一面があったからだ。 今回、本誌のため特別に秘伝のレシピを公開してくれるのは岐阜で洋菓子店『プルシック』を構える所浩史さん。開発に携わった『パステル』の「なめらかプリン」で一時代を築き、プリン一筋30年以上、業界で「伝説のプリン職人」とも称されている。 指導 所浩史さん(パティシエ・61歳) 『プルシック』オーナーシェフ。都内の洋菓子店で修業後、平成3年に「チタカ・インター ナショナル・フーズ」入社、2年後に「なめらかプリン」を開発。平成22年に現店をオープン。