ドイツ自動車メーカーがプラグインハイブリッド車を大量投入し始めた4つの理由:和田憲一郎の電動化新時代!(16)(1/4 ページ) ドイツの自動車メーカーが、ここにきて一気にプラグインハイブリッド車(PHEV)の展開に力を入れ、大量投入を計画している。これまでダウンサイジング、ハイブリッド(ディーゼル含む)、PHEV、電気自動車なども検討してきたが、ここまで一気呵成の投入は驚きだ。各国法規制をその理由に挙げる報道もあるが、果たしてそれだけなのだろうか。 ドイツの自動車メーカーがプラグインハイブリッド車(以下、PHEV)の品ぞろえを増やしている。それも半端なレベルでない。最大手のVolkswagen(フォルクスワーゲン)は主力の「パサート」や「ゴルフ」にPHEVを追加するとともに、それ以外の車種も追加を検討中である(編注:「フランクフルトモーターショー2015」では主力SUV「ティグアン」への