アメリカで燃費の認定を行うEPA(環境保護庁)は、現代自動車の新型ハイブリッド車『アイオニック』の燃費を発表した。驚くべきことに歴代モデルの中で最も優れた数値の新型プリウスを凌いでおり、トヨタに衝撃を与えている。御存知の通りプリウスはトヨタを代表するECOカーであり、4世代20年間にわたり燃費を追求してきた。 ちなみにアメリカ仕様の新型プリウスの燃費は23,9km/L。日本のJC08モードでは37,2km/Lながら米国は実燃費に近い数字でないと訴えられる。プリウスのユーザーなら23,9km/Lが実際の燃費に近い数字だと理解していただけることだろう。EPAが認定したアイオニックの燃費は、プリウスと同じ計り方で24,7km/Lに達した。 わずか0,8km/Lと思うだろうけれど、今までプリウスに匹敵するEPA燃費のクルマは皆無。ホンダを始め、フォードや現代自動車、VWなどもハイブリッド車を開発し
安倍首相がトランプ大統領とどんな約束をしたのか不明ながら、少なくともアメリカのクルマを日本でもう少し売らなければならなくなるだろう。担当する部門で交渉をする場合、必ず出して欲しいのがフォードの撤退である。徹底的に日本から尻尾巻いて撤退した理由を追求すべきだと思う。 そもそもフォードジャパンは「アメリカ本国仕様の車種は大きくて売れない」という理由を付け、販売に前向きではなかった。エクスプローラーやマスタングをフル装備状態にして本国より大幅に高い値で販売していたのみ。何度「本国と同じような価格でフォードを入れたらどうか?」と言ってきた。 フォードジャパンが選んだのは『フォーカス』などヨーロッパフォード開発の小型モデルである。アメリカ本国モデルだと左ハンドルしかなく、ボディサイズも大きい。ヨーロッパフォード開発のクルマであれば、イギリス仕様の右ハンドルはあるし、フォーカスなら生産国だってタイ国。
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