日スウェーデン合弁のSony Ericsson Mobile Communications社は2009年11月3日に,携帯電話機の新機種「XPERIA X10」を発表した(英文の発表資料)。4型のタッチパネル・ディスプレイを主な入力装置として利用する機種で,Sony Ericsson社として初めて携帯電話機向けソフトウエア・プラットフォーム「Android」(バージョンは1.6)を採用した。2010年第1四半期から日本などの世界各国に順次投入していく予定である。 Sony Ericsson社はX10を,「新しいユーザー体験をもたらすプラットフォームを搭載する最初の機種」(Sony Ericsson社)とする。具体的には,FacebookやTwitter,電子メールといったさまざまな手段での他のユーザーとのコミュニケーションを統合的に管理する「Timescape」や,音楽や写真,映像のメディ