大阪府警は10日、大阪府吹田市の会社員の男(35)=窃盗罪で起訴=を強要未遂の疑いで再逮捕し、発表した。男は女性の落とした財布を拾って着服したとして、府警東署の任意の取り調べで暴言を浴びたとされる被害者。着服容疑を否認していたが、府警は男が女性の財布を悪用し、落とし主にメールで面会を迫った疑いが強まったと判断した。男は容疑について黙秘しているという。 刑事特別捜査隊によると、再逮捕容疑は2009年12月〜昨年2月、免許証の写真を添付したメールなどを女性に5回にわたって送信。「妙なものを発見した。一度お会いし状況を説明したい」「完全に無視されて1カ月がたった。ドアスコープをご存じですか。室外から室内が手に取るようにわかる。3日だけ待つ。返信がなければお金もうけにシフトしたい」などと女性に面会を迫った疑い。女性が昨年2月、遺失物等横領容疑で東署に被害届を出し、面会は実現しなかった。 男は昨