印刷 関連トピックス地検特捜部 大王製紙(東証1部上場)子会社からの巨額借り入れ事件で、東京地検特捜部に会社法違反(特別背任)容疑で逮捕された大王製紙前会長の井川意高(もとたか)容疑者(47)が、「ギャンブルで膨らんだ損を取り戻そうとするうちに、会社の金に手を出してしまった」という趣旨の供述をしていることが22日、わかった。 特捜部は、前会長がマカオやシンガポールで高額レートのギャンブルを繰り返すうちに損失が膨らんで追い詰められ、自らが役員を務める子会社の資金を借り入れたとみて調べている。 特捜部の調べなどによると、井川前会長がカジノでのギャンブルを始めたのは2007年ごろ。株式の先物取引やFX取引で大きな損失を出した後、たまたま訪れたカジノで勝って大きな利益を得たことをきっかけにのめり込んだという。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます