親にとって、子どもの努力が報われたときほど嬉しいことはないのだろう。苦手を克服しての結果となれば感激もひとしおだ。 イギリスの少年Aria Shahrokhshahiくんは昨年の9月、数学で「F」(不可)をもらってしまった。数学は大の苦手なのだ。でも何とか頑張って年明けのテストでは見事合格ラインの「C」を獲得した。「Cなんてたいしたことないと思う人もいるだろうけど、僕にとってはとても大変だったんだ」とAriaくんは言う。先生も親もAriaくん自身も合格点が取れるとは思っていなかったらしい。そして、Ariaくんがテストの結果を知らせたときのお父さんのリアクションがすごかった。成績表をじっと見つめ―― 「本当なのか? 本当なのか? 間違いないんだろうな? オーマイガーッ!!」