病気やけがで失われた体の機能を取り戻す再生医療で、iPS細胞を使って迅速に治療を行うため、京都大学iPS細胞研究所と日本赤十字社は今後、献血に訪れる人の細胞から多くの人の治療に使えるiPS細胞を作成し保存していくことを決めました。 これは26日、厚生労働省の審議会で承認されたものです。 体のあらゆる組織になるとされるiPS細胞は、再生医療の分野で期待が高まっていますが、患者本人の細胞からiPS細胞を作った場合、実際に移植するまで数ヶ月かかるため、損傷した脊髄の再生や進行の早い病気の治療に効果が十分得られなくなるおそれがあると指摘されています。 このため京都大学iPS細胞研究所と日本赤十字社は、移植しても拒絶反応が起きにくい特殊な型の細胞からあらかじめiPS細胞を作りだし、保存しておくことを決めました。 京都大学などによりますと、拒絶反応が起きにくい特殊な型の細胞を持つ人は数%しかおらず、今
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く