日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は16日、旧日本軍の慰安婦を「必要だった」としたり沖縄の米軍司令官に「風俗業の活用」を進言したりした自らの発言をめぐり、6月に予定している米国視察について「(影響は)あると思う。(市の担当部)局の方にはアポイントを入れるのは無理をしないでほしいと(指示した)。こういう問題に関してアメリカは特に敏感。僕と会うことで非常にマイナスになると判断したなら、僕の方から無理やり約束を守ってくれと言わない」と述べた。米国で反発が強まっていることを踏まえ、面会する予定の相手に自らの発言の要旨を送り、会うかどうかの判断をしてもらうという。 橋下氏は「いろんな所から行くのを控えたらいいじゃないかとの意見も出ましたけど、それは違う。アメリカは懐の狭い国じゃないから、入国拒否なんかするわけはないと思う。行ったうえで批判は受けるかもしれない。自分の考え方は伝える」とも語った。大