13日、都内でノベル主催による「リーディング企業群が語る最新仮想化テクノロジーセミナー〜Novel Virtualization Tour 2007〜」が開催された。最近注目を集めているテーマだけに会場は満席だったが、ここではますデルの講演から紹介しよう。登壇したのはマーケティング&オペレーションズ本部マネージャー 布谷恒和氏。「事例から見る、仮想化インフラのポイント」として説明を行った。 氏はまず、仮想化の意義について説明。「ポイントはハードウェアとOSアプリケーションの間にひとつ層をかませて分離し、ハードウェア自体を仮想化ソフトを使って論理的に分割することで複数のコンピュータを動かそうということ。リソースを有効に活用でき、逆に言えばそれぞれのOS依存のシステム環境に対して、ひとつの大きなリソースを分かちあえることだ」と話しはじめた。 しかし、仮想化によってサーバを統合しても、実はOSや