ITエンジニアなどが書く技術系の同人誌が盛り上がっている。 例えば、2019年7月に開催される「技術書同人誌博覧会」という即売会は、同年4月23日に参加サークルの募集を開始。翌日の24日には申込数が予定枠に達したとして募集を終了した。同人誌を出したいエンジニアがいかに多いかが分かる。 こうした技術系同人誌即売会の草分け的存在が「技術書典」だ。これまで6回開催されている。1回目の技術書典は、2016年6月末の土曜日に秋葉原で開催された。 どんなイベントなのか興味があった私は、その日、会場に出かけていった。着いたのは、午前11時の開場から間もない時間だったと思う。それほど大規模なイベントではなく、事前に派手に告知していたようにも見えなかったので、簡単に入れると思い込んでいた。 ところが、会場の入り口では整理券を配布して入場を制限していた。来場者があまりに多かったのだ。そのときにもらった整理券だ
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