・数値に外れ値があったときに変わるもの 平均値や標準偏差は一部の数値の変化を鋭敏に反映する→非抵抗統計量 調整平均や中黄絶対偏差は一部の数値の変化は反映しない→抵抗統計量 ・標準偏差と標準誤差の違い SDは標本データのばらつきを見ていて,SEは標本の平均値そのものがもつ信頼区間を意味する。 SEは標本平均の分散の平方根であり,これは標本数に影響を受けるため,標本数を表記するのが 普通である。実験データで同一試料を複数回測定して平均値を示すときには,抽出標本の平均値の 信頼区間として標準誤差を用いるのが正しい。一般的にはSDを使った方が直観的にとらえやすい。 ・中心極限定理と大数の法則 中心極限定理は変数が正規分布に従うか否かにかかわらず,その変数のnが十分に大きいときには その変数は正規分布に近似的に従うと見なせるというものだが,その重要なところは,正規分布 していないものでも,サンプル数