【渡辺明名人】37歳。名人・棋王・王将の三冠を保持し、現将棋界の序列1位。近年はコンピュータ将棋(AI)を用いての綿密な研究でも知られる。ほとんどの棋士を相手に勝ち越し「現役最強」とも言われるが、棋聖戦五番勝負では藤井聡太棋聖に挑戦して敗れた。 (7月某日、LINEにて、渡辺名人が研究用の新しいマシンの購入を検討しているという話になり) 渡辺 将棋ソフト用のパソコンと最新のソフト事情について教えてもらいたいんですけど。 松本 それなら水匠開発者の杉村達也さんが適任です。ご紹介しますよ。 渡辺 ディープラーニング系のソフトってなに?ってところですよ、私は(笑) 松本 ますますちょうどいい。私もそのあたり、さっぱりわからないので(笑)。ところで新しいマシンを買うのだと、たとえば藤井聡太さんみたいなモデルはCPUだけで50万円らしいですね。 松本 ということは、トータルで予算80万円ぐらいですか
本日開催されたコンピュータ将棋の大会「電竜戦」で、チームdlshogiのGCTが決勝リーグで優勝しました! コンピュータ将棋の大会でディープラーニングを使用したソフトが優勝するのは初です。 2017年からdlshogiの開発を始めてやっと優勝までたどり着きました。 GCTについて 元々GCTは、加納さんがdlshogiを使用して開発したソフトです。 探索部分はdlshogiで、モデルの学習に使うデータをdlshogiとは別のもので行っています。 今大会では、私とチームで参加して、dlshogiの強化学習のデータや、学習方法、定跡作成方法など共有して、加納さんが主体でモデルの学習・定跡作成をしています。 今回の成果は、私のdlshogi単体では成し遂げたられなかったので、GCTが優勝してくれたことに感謝しています。 チームの経緯 加納さんとは将棋AI開発前からの知り合いで、以前から気楽に情報
Deep Learning is such a fast-moving field and the huge number of research papers and ideas can be overwhelming. The goal of this post is to review ideas that have stood the test of time. These ideas, or improvements of them, have been used over and over again. They’re known to work. If you were to start in Deep Learning today, understanding and implementing each of these techniques would probably
記事の要約 持ち駒は正規化した方が良さそう。 前書き WCSC29会場にて山岡さんから『ディープラーニングを使った将棋AIの作り方3』を購入させていただいた。AlphaZero的な強化学習ということで大枠は変わらないが、読んでいるといくらかMiacisの実装と異なる点があることに気づいた。計算資源との兼ね合いもあるが、簡単に検証できるものはできるだけしていきたい。 今回は持ち駒の正規化について検証を行った。持ち駒の正規化とは、ニューラルネットワークへに対して持ち駒の枚数を入力するとき、各持ち駒の数を直接入力するのではなく最大枚数で割ることによって0から1の範囲に正規化することを指す。駒種による最大枚数の違いや、盤上の駒の有無を0,1で表現していることを考えると正規化する方が自然であると思われる。 以前正規化を試したときは性能が悪化した記憶があり、ソースコード中にもそのような記述があったが、
あるニュース記事で、ディープラーニング=最小二乗法で三次関数なんていう「伝説の画像」が出回っていたので、それに対して突っ込みつつ、非線形関数という立場からディープラーニングの本当の表現の豊かさを見ていきたいと思います。 きっかけ ある画像が出回っていた。日経新聞の解説らしい。 伝説の画像になるぞこれhttps://t.co/CpeWKrHseP pic.twitter.com/qfTUVt5j7A — 猫じゃら美少女 (@tonets) 2019年2月19日 確かにこれは伝説の画像だ。今までディープラーニングの入門書を立ち読みしていても、ディープラーニング=最小二乗法で三次関数なんて解説は見たことがない。画期的な説明だ。 しかし、この画像、ディープラーニングを少しでもやったことある人から見ればかなり違和感を覚える解説だと思う。そこを突っ込み始めるとディープラーニング、あるいはニューラルネッ
はじめに 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 たまたま昨年末に、Facebookの謎な対応により始めてしまったはてなブログ、「次書くかどうかわからない」とは書きましたが、次も書いてみることにしました。 なぜそう思ったか、理由は2つあります。1つは、日頃はTwitterかFacebookばっかりやっている自分ですが、そっちだとどうしても書いたものが流れてしまって、あとから自分で見返したくても見返せないこと(特にFacebook。TwitterはTwilog使ってるのでまだマシ)。 もう1つは、とある本について、どこかに書き留めておきたいなぁ、と思ったこと。 その本の名前は、『仕事ではじめる機械学習』です。 仕事ではじめる機械学習 作者: 有賀康顕,中山心太,西林孝出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2018/01/16メディア: 単行本(ソフトカバー)こ
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? DeepLearningは最近ブームであり,その有名なライブラリとしてTensorflowがあります. この記事ではDeepLearningの基本的な部分を数式を使って書き下すこととTensorflowの使い方を紹介します. 今更っていう気もしますが…,そこは気にしないでおくことにします 主な対象はベクトル空間やテンソル積等をある程度知っているけれど,DeepLearningは知らない人です. なので表記も大学の数学でよく出てくるものしています. なおニューラルネットワークの積分表現には触れません. 三層パーセプトロン ニューラルネット
Example results on several image restoration problems. We use deep neural networks, but we never train/pretrain them using datasets. We use them as a structured image prior. Deep convolutional networks have become a popular tool for image generation and restoration. Generally, their excellent performance is imputed to their ability to learn realistic image priors from a large number of example ima
Optimization for Deep Learning Highlights in 2017 Different gradient descent optimization algorithms have been proposed in recent years but Adam is still most commonly used. This post discusses the most exciting highlights and most promising recent approaches that may shape the way we will optimize our models in the future. This post discusses the most exciting highlights and most promising direct
学会発表のためバンコクに来ています。 @Hi-king です。この記事は ドワンゴ Advent Calendar 2017 初日の記事です。 早速ですが、今日のテーマの背景のポエムを読みます。コンピュータビジョンは機械の目を作る学問だと言われていて,特に近年のディープラーニングの技術により,"特に前処理とかしなくても、生の画像を直接ニューラルネットに入力すれば画像認識できる"という能力を獲得したと言われています。 しかし、ちょっと待って下さい。我々エンジニアにとって、生の画像データって本当に画像の形をしているでしょうか?我々が扱ってるデータは何らかのフォーマットで保存したバイナリデータであり,そのバイナリデータをそのまま扱えてこそ"生データから学習"といえるのではないでしょうか。 今回のテーマはJPEGデータを対象とし、JPEGデータから画像データにエンコードして、画像データの特性を活か
Unlike Light’s older phones, the Light III sports a larger OLED display and an NFC chip to make way for future payment tools, as well as a camera.
Wave Computingは2010年に設立されたのであるが、最近までステルスモードで活動してきており、主要な学会での発表は、今回のHot Chips 29が初めてである。 Wave Computingはベンチャーキャピタルから資金を得て、2010年に設立された。現在、従業員は、データフロー、データ科学、システムの専門家からなる53人のチームである。 従来のプロセサと比べると最大1000倍の学習性能を持つ「Dataflow Processing Unit(DPU)」というアーキテクチャを考案したという。DPUは粗粒度の再構成可能アレイ(Coarse Grain Reconfigurable Array)アーキテクチャである。そして、この巨大なプロセサアレイにデータフローグラフを静的にマップしてニューラルネットの学習を実行する。 これまでステルスモードであったが、現在は、DPUチップができ
今年のHot Chipsの2日目の基調講演は、GoogleのAI開発を率いるJeff Dean氏が登壇した。Dean氏は「Recent Advances in Artificial Intelligence and the Implications for Computer System Design」と題して、最近のAIの発展とそれがコンピュータシステムの設計に与える影響について、自身の見解を話した。 最初のスライドで、Googleの多くの人のやった仕事を発表していると書かれている。それは当然であるが、この基調講演を聞くと、Googleが関係しているAI研究の幅の広さには圧倒される。 Jeff Dean氏の基調講演のタイトルスライド (このレポートのすべての図は、Hot Chips 29でのJeff Dean氏の発表資料のコピーである) ディープラーニングは、昔、流行った人工ニューラルネ
* この投稿は米国時間 10 月 12 日に投稿されたもの(投稿はこちら)の抄訳です。 Postesd by Google Cloud デベロッパー アドボケイト 佐藤一憲 今年はまとまった夏休みが取れたので、息子といっしょに作れる自由研究のアイディアを探していました。結果、できあがったのが、TensorFlow で作った「じゃんけんマシン」です。 TensorFlow で作った「じゃんけんマシン」 この動画の通り、手袋に付けたセンサーを使ってグー、チョキ、パーのいずれかを判定し、それに負けない手を出すマシンです。単純なおもちゃではありますが、隠し味としてTensorFlowを使いました。TensorFlowでとても簡単な機械学習(ML)のモデルを作成し、手袋につないだ Arduino マイクロコントローラでそれを利用して手の形を読み取る仕組みです。ML を便利なツールとして使うことで、面
はじめに IOI 2013 オーストラリア大会に Art Class という問題があります。 この問題は、画像データが与えられるのでその画像が 様式1(新造形主義の現代芸術) 様式2(印象派の風景画) 様式3(表現派のアクション・ペインティング) 様式4(カラーフィールド・ペインティング) のいずれであるかを判定する問題です。 正答率が 0.9 以上になると満点が得られます。 IOI にしては珍しい機械学習的な問題であることと、ジャッジが壊れて結果が返ってこなくなったことなどで有名なので、知っている人も多いかもしれません。 問題文やデータは、 http://www.ioinformatics.org/locations/ioi13/contest/ から手に入ります。 普通の解法 例えば 3x3 と 65x65 の大きさの窓を作って分散を計算して、それらを使って手で決定木を作るなどすると解
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? ディープラーニングは特定分野で非常に高い精度が出せることもあり、その応用範囲はどんどん広がっています。 しかし、そんなディープラーニングにも弱点はあります。その中でも大きい問題点が、「何を根拠に判断しているかよくわからない」ということです。 ディープラーニングは、学習の過程でデータ内の特徴それ自体を学習するのが得意という特性があります。これにより「人が特徴を抽出する必要がない」と言われたりもしますが、逆に言えばどんな特徴を抽出するかはネットワーク任せということです。抽出された特徴はその名の通りディープなネットワークの中の重みに潜在してお
Googleから発表された機械学習のためのJavaScriptライブラリのdeeplearn.jsを眺めてみたので、纏めておきます。 オフィシャルを舐めて、どういうものか、これからどんな感じになっていくか(いってほしいか)をダラっとタレます。 注意 眺めたのはv0.1.0なので、内容が今後大幅に変更になる可能性があります(というかある)。 触った環境 MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015) - プロセッサ: 2.5GHz Intel Core i7 - メモリ: 16GB 1600 MHz DDR3 - グラフィックス: AMD Radeon R9 M370X 2048 MB Chrome 60.0.3112.101 (Official Build) (64ビット) deeplearn.js v0.1.0 Exampleを眺める 何ができるかを眺める
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