[東京 7日 ロイター] ユーロの短期金融市場で金利が低下していることを受け、ユーロ建てマネーマーケットファンド(MMF)の運用が困難になっている。大和証券は取り扱っているユーロ建てMMFの償還を決めたほか、SMBC日興証券はユーロ建てMMFの新規買付けを停止することを明らかにした。 大和証券は3日(アイルランド時間)、「ダイワ外貨MMF ユーロ・ポートフォリオ」を10月31日(同)に償還することを決め、ホームページに開示した。償還金の支払いは11月1日となる予定。 SMBC日興は7日、ユーロMMF「ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド ユーロ・ポートフォリオ」の新規買付を同日付で停止し、2012年12月6日(ルクセンブルク時間)に償還する予定と発表した。
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