昨日の機械受注は、基調判断が上方修正となった。輸出が伸び悩む中でも製造業が順調なのは、むしろ、意外なくらいだ。非製造業が伸びたのは、輸送業の突出があるにせよ、建設業が増えるなど、全体としても良い。先に公表された9月短観でも、業況判断は悪化でも、設備投資計画は堅調に推移しており、引き続き、景気には加速感がある。短観の分析は、第一生命の熊野英生さんという練達の読み手がいるので、そのレポート(10/1)を参考にされたい。9月の景気ウォッチャーは、ほぼ横ばい。底入れを思わせるので、今後の動向が楽しみだ。 (図) (今日までの日経) 温暖化特別報告が突きつける厳しい現実。経済教室・危機が変えた経済経済モデル。