機内に入ると「鶴丸」が出迎える 今回導入されるのは、標準型のA350-900型で、標準座席数はボーイング777-200型機の375席よりも若干少ない369席。ファーストクラス12席、「クラスJ」94席、普通席263席を配置した。 大半の乗客が通ることになる前方左側の入り口には、JALのシンボル「鶴丸」をあしらい、すぐ後ろに広がるファーストクラスの区画は黒を基調にした配色で落ち着いた空間を演出。続くクラスJ、普通席の区画は、JALのシンボルカラーでもある赤をベースにした。 全席に個人用モニター、USBの充電ポート、PC用の電源がつく。JALが運航する国内線仕様機では、旧日本エアシステム(JAS、04年にJALへ統合)が1997年に導入したボーイング777-200型機「レインボーセブン」に個人用モニターがついていたが、JALが購入した飛行機としてはA350が初めてだ。 座席上部の荷物収納スペー
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