中国・天津の大爆発事故の死者数の発表に対して、「35人を超えてるのはさすがに隠せなかったか」などというコメントをネット上でチラホラと見かけます。 何のことかと思ったら、「中国では事故の犠牲者数が35人を超えると市の党委員会書記が更迭されるため35人以下に抑えている」といったデマが流れている模様です。 デマの拡散元になっているNAVERまとめ →中国事故の犠牲者数は必ず35人以下と決まっている - NAVER まとめ(現時点で8万PV以上見られている) そこで、なぜこの情報がデマなのかを解説していきます。 35人以下とされている事故の情報がそもそも嘘このNAVERまとめでは、「これらの事故の死亡者数が35人以下だからこの説は本当である」といった主張がなされています。 <過去に起きた事件 死亡者が35人以下のもの> 1995年3月,辽宁省鞍山商场火灾,35人死亡 1995年11月,山东省40多