文部科学省の幹部職員が収賄容疑などで逮捕、起訴されたことを受け、有識者でつくる同省の調査・検証チームは21日、全職員を対象に、外部関係者から飲食接待や金銭の贈与を受けたことがあるかアンケートで確認することを決めた。10月中旬をめどに中間報告をまとめる。 アンケートは、贈賄罪などで起訴された元コンサルタント会社役員谷口浩司被告(47)の名前を挙げ、過去10年間に接待や金銭贈与、便宜供与の依頼などをされた経験があるかどうかを質問。さらに谷口被告以外の関係者や企業についても、同様の接触や依頼がなかったか回答を求める。