社民党の福島瑞穂党首(消費者行政担当相)は10日、宮崎市で記者会見し、政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先を、鹿児島県・徳之島を軸に調整する方針を固めたことについて「地元の反対も強い。難しいと思っている」と述べ、困難だとの認識を示した。 徳之島の島民が賛成すれば容認するかとの質問には「今、コメントする状況にはない」と述べた。福島氏は7日の会見では地元が賛成すれば社民党として容認もあり得ると示唆していたが修正した。 同時に「社民党は米領グアムや北マリアナ諸島のテニアン(への移設)が一番だということで頑張っている」とあらためて強調した。