【ワシントン=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル・ディスカバリーが米東部時間26日午後(日本時間27日未明)、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングした。ISSには、ロシアのソユーズ宇宙船二つと補給船プログレス、欧州の補給船ATV、日本の補給船「こうのとり」がドッキング中で、日米欧ロの六つの宇宙船が初めて、宇宙で勢ぞろいした。 ISSには、緊急事態に備えてソユーズが「救命ボート」として常時ドッキングしている。もともと昨年11月の予定だったディスカバリーの打ち上げが大幅に遅れたことなどで、1〜2月に相次いでISSに到着した日欧ロの補給船3機とともに、ISS計画の国際協力を象徴する光景が実現した。 米国のスペースシャトルは今年で退役し、こうのとり、ATVの打ち上げは1年〜1年半に1回なので、勢ぞろいは今回が最初で最後。米ロは、ソユーズの一つに飛行士を乗せてISSから一