大内山動物園園内 大内山動物園(おおうちやまどうぶつえん)は、三重県度会郡大紀町大内山にある個人経営の動物園である。個人経営の動物園でありながら、ライオンやトラ等の猛獣を飼育している。これらの猛獣は1973年に前園長が飼育を開始した個体だが、現在は猛獣飼育の認可基準が厳しくなっており、個人経営の動物園で猛獣を飼育するのはほぼ不可能であるため、そういった意味で非常に稀有な存在と言える。 また、園内で飼育している約400頭の動物の半数は、野生で怪我を負ったり、動物園の閉園により行き場をなくすなどして保護された動物である。 沿革[編集] 1970年(昭和45年)に、前園長の脇正雄夫妻が10種類ほどの動物をそろえて「大内山脇動物園」として開園[1]。以来、夫妻による経営が続けられたが経営難であったため、1993年(平成5年)時点では三重県多気郡多気町の五桂池ふるさと村が新たな目玉として建設していた