日本警察がウクライナ支援 侵攻犠牲者の身元特定へ 東日本大震災の経験伝授
ロシアの侵攻で犠牲になり、ウクライナ各地に埋葬されている遺体の身元特定を進めるため、同国国家警察で検視などの実務を担当する約１０人が来日し、東日本大震災で膨大な検視と身元確認の経験を持つ日本警察から研修を受けることが２９日、警察庁への取材で分かった。日本警察による初のウクライナ支援で、１０人は７月１０日にも来日する。 日本警察は今年２月末までに岩手、宮城、福島の３県で１万５８３０人の検視を終え、うち９９・７％の身元を確認。１０年を超えて積み重ねた震災犠牲者の身元特定の経験が、ウクライナ復興に生かされることになる。 ウクライナ側の情報によると、同国内の身元不明遺体は約２万体。警察庁の担当者は「（大規模検視の）数という意味では日本警察は経験値があり、支援は当然と考えている」としている。国連開発計画（ＵＮＤＰ）を通じウクライナ側から「膨大な遺体の身元を特定した経験を教えてほしい」と在ウクライナ日
「１１万６８４０日」歴史刻む 世界最古の日刊紙に別れ―オーストリア：時事ドットコム
「１１万６８４０日」歴史刻む 世界最古の日刊紙に別れ―オーストリア 2023年07月01日13時37分配信 世界最古の日刊紙、オーストリアの「ウィーン新聞」最終号の１面＝３０日、ウィーン 【ベルリン時事】オーストリアで世界最古の日刊紙「ウィーン新聞」が３０日、最終号を発行した。約３２０年の新聞としての役割を終え、ネットメディアに移行する。最後の１面には「１１万６８４０日」とハプスブルク家治世から発行を続けた日数を大きく記し、歴史の記録者としての自負を示した。 「デジタル化は不可避」 有用性と信頼の追求を―「ウィーン新聞」元編集長インタビュー 愛読者や従業員５２人の声が掲載され、新聞への愛と惜別の念が詰め込まれた。「最後の道のり」と題した記事では、印刷から配送、読者の手に届くまでを新聞紙の目線で伝えた。 １７０３年８月８日に創刊。国有企業に形態を変えてからも、独立した編集権を維持してきた。地
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