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ブックマーク / sessai.cocolog-nifty.com (2)

  • 菅改造内閣の最初の課題 - 雪斎の随想録

    ■ 菅改造内閣発足である。 北澤・防衛、前原・外務という布陣には、率直に安堵した。 nhkニュースで、尖閣諸島絡みで波風が立った日中関係の鎮静化が、新内閣の最初の課題だと報じていたけれども、それは、おそらくは誤りであろう。新内閣が取り組むべき最初の対外政策課題は、「対米関係jの修復」である。下手に中国に甘い顔を見せれば、フィリピン、ヴェトナムといった南シナ海沿海諸国が不安になる。既に、政策のトレンドは転換している。 北澤・前原の「安保ライン」に一任する形で、外野が彼らの足を引っ張るということをしなければ、かなり安心できる。 大体、鳩山以来、「米国に距離を置き、中国に接近する」という方向を打ち出してきたのだが、中国は、尖閣でそれを裏切ったわけである。ならば、対外政策路線でも、「逆流」が始まる。雪斎は、幾度でも書く通り、集団的自衛権の政府解釈を見直すという決断を菅内閣で下せれば、それは、「普天

    菅改造内閣の最初の課題 - 雪斎の随想録
    ahya365
    ahya365 2010/09/20
  • 「野党であること」に耐えられなかった政治家 - 雪斎の随想録

    ■ 雪斎にとって、今夏は、「長谷川如是閑の世界」に、どっぷりと浸かる夏である。 如是閑自身の著作と如是閑を扱った研究書の中でも現在、手に入る主なものを調達して、どっぷりとつかっている。学生時代、図書館で如是閑を読んで、相当な影響を受けた。イデオロギーを「役に立たない妄想」と呼ぶ感覚は、特に、そうである。 雪斎にとって興味深いのは、戦後に吉田茂がサンフランシスコ講和会議での「片面講和」を推し進めた時、「全面講和」を唱える往時の知識人の大勢を向こうに回して吉田の方針を支持した数少ない例外が、如是閑であったという事実である。如是閑にしてみれば、当時の「全面講和」論も、「役に立たない妄想」の類であったか。 如是閑にとっては、思考の立脚点は、「観念」ではなく「生活」であった。政党も、「生活」ではなく「観念」に走ると、途端に失速するような気がする。安倍晋三以降の自民党然り、現在の民主党然りである。 ■

    「野党であること」に耐えられなかった政治家 - 雪斎の随想録
    ahya365
    ahya365 2010/07/29
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