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ブックマーク / globe.asahi.com (7)

  • 「三体」劉慈欣さん 発電所技術者からSF作家へ、神秘の宇宙を愛し続けて:朝日新聞GLOBE+

    山西省の自宅からオンライン取材に応じた劉さんは普段着の黒シャツ姿で画面に現れ、とつとつと話し始めた。奇想天外なストーリーで世界中の読者を魅了する大作家のイメージと裏腹に、どこにでもいる近所のおじさんといったたたずまいだ。 リモートで取材に応じる劉慈欣さん=2022年9月、目黒隆行撮影 1963年に北京で生まれ、3歳の時に父親の仕事の関係で炭鉱町の山西省陽泉市に移り住んだ。物心ついたころは文化大革命の真っただ中。陽泉市は武力闘争が激しかった街で「外で銃声が聞こえ、家から出してもらえなかった」と振り返る。 そんな不穏な時代、小学生だった劉さんは父親が箱に入れてベッドの下にこっそり隠していたフランスの作家ジュール・ヴェルヌのSF小説「地底旅行」を見つけた。文革期は外国の文学は所持することさえ危うかった。 それでも劉さんはむさぼるように読んだ。「当時はSFという概念すらなかった。父に教えられるまで

    「三体」劉慈欣さん 発電所技術者からSF作家へ、神秘の宇宙を愛し続けて:朝日新聞GLOBE+
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    ahya365 2023/02/04
  • OSINT(オシント)の先駆者ベリングキャット、創設者が明かす誕生「秘話」とこれから:朝日新聞GLOBE+

    インターネットによって世界各地の人々がゆるやかにつながりながら、調査や分析を行う動きが広がっている。誰もが入手できるネット上の公開情報を使うその手法は「OSINT(オシント)」と呼ばれる。互いに会うこともなく、名も知らぬまま、地道に情報を集め、ときに国家のウソをも暴く。 その先駆者が調査集団「ベリングキャット」だ。創設者のエリオット・ヒギンズ氏(43)は、大学を中退して事務職を転々としていた元会社員。そこからなぜ調査集団を立ち上げるに至ったのか。そもそもどうやって調査をしているのか。今後の展望は。約1時間半にわたるオンライン取材で聞いた。 ――公開情報を元にした分析は趣味で始められたそうですね。 分析を始めたのは、2011年に北アフリカ・中東で広がった民主化運動「アラブの春」が起きたころでした。インターネット上には写真や動画があふれていました。私は国際政治に関心を持っており、それらを見な

    OSINT(オシント)の先駆者ベリングキャット、創設者が明かす誕生「秘話」とこれから:朝日新聞GLOBE+
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    ahya365 2022/11/08
  • 『翔んで埼玉』なぜか海外でも高評価 謎を解くカギは「愛郷心」:朝日新聞GLOBE+

    ■「翔んで埼玉」意外な海外での高評価 人口約730万人の埼玉県。南側が東京都と接し、JRや私鉄などが上野や池袋、新宿、渋谷といった都心と結ぶ。通勤や通学で都内に通う県民も多く、愛郷心が弱いとされてきた。 だが近年、県出身で埼玉大学卒の梶田隆章さん(61)がノーベル物理学賞を受賞。同じく県出身で「日主義の父」と称される実業家の渋沢栄一(1840~1931)が新しい1万円札の肖像画になることが決まり、県をネタにしたコメディー映画「翔んで埼玉」が興行収入37億円を超える大ヒットとなるなど、勢いづいている。 映画「翔んで埼玉」は興行収入が37億円を超える大ヒット。日アカデミー賞で最優秀監督賞、最優秀脚賞、最優秀編集賞を受賞した=©2019映画「翔んで埼玉」製作委員会 「埼玉県人にはそこらへんの草でもわせておけ!」「埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」。映画「翔んで埼玉」は、埼玉

    『翔んで埼玉』なぜか海外でも高評価 謎を解くカギは「愛郷心」:朝日新聞GLOBE+
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    ahya365 2020/04/24
  • 100カ国行ったイモトアヤコだから分かる「世界の変化」とは:朝日新聞GLOBE+

    ――2007年に日テレビ系番組「世界の果てまでイッテQ!」の珍獣ハンターに選ばれて以来、足を運んだのはこれまで実に100カ国以上。この10年、どんな変化を感じますか? 「誰もがスマホを持ってる状況になったな、と感じます。アフリカのマサイ族も、アマゾンの奥地に行っても、やっぱりスマホを持ってるんですよ。で、通じるんです。携帯で写真撮ったり、動画撮ったりもしてる。上半身裸で、テントのようなところで暮らしてるのにスマホを見ていたりするのは、すごいちぐはぐで不思議な感じがします。この10年は、そうした変化にびっくりしてますね」 「『イッテQ!』の撮影で行ったインドネシア・コモド島が人生で初めての海外だったんですが、当時の感覚は、今とはまったく違いますね。携帯電話もガラケーで、海外で使うこと自体が今のように普通じゃなくて、誰ともなかなか連絡が取れなくて、不安しかなかった記憶があります」 イモトアヤ

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    ahya365 2019/11/25
  • 第2次大戦中、日系人のふりをして進んで収容所に入ったアメリカ人がいた:朝日新聞GLOBE+

    砂嵐が吹き荒れる42年7月のマンザナール日系人強制収容所=ロイター。不毛な地に建てられ、正式名称は「転住センター」とされた

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    ahya365 2019/08/18
  • 裁判記録を調べ上げてわかった、定説をくつがえす「テロリストの実像」:朝日新聞GLOBE+ 2018.05.24

    パリの風刺週刊紙『シャルリー・エブド』襲撃事件の犠牲者を悼む花束。編集部は正面左手奥 Photo: Kunisue Norito 2015年11月に起きたパリ同時多発テロで、襲撃を受けたバー「カリヨン」のガラスに残った弾痕 Photo: Kunisue Norito ▼137人の内訳は、男性131人、女性6人。ただ、実際の過激派は女性の割合がもっと多いと思われる。平均26歳。4割が貧困地域の出身で、総じて学歴は低い。月給平均は約1000ユーロ(13万円程度)。26%はキリスト教などからの改宗者だった。暴力事件や盗みなどで有罪になった経験がある人は50人にのぼった。イスラム教に関しては、全般的に極めて乏しい知識しか持っていなかった。 ▼単独で過激化しテロを起こす『ローンウルフ』(一匹狼)型テロリストが増えていると言われてきたが、実際には一つの例もなかった。 ▼従来は短期間で過激化する報告が少

    裁判記録を調べ上げてわかった、定説をくつがえす「テロリストの実像」:朝日新聞GLOBE+ 2018.05.24
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    ahya365 2018/06/03
  • 壁はなぜ生まれるのか:朝日新聞GLOBE+

    ――ベルリンの壁が崩壊し、分断が解消されて四半世紀あまり経って、私たちの前には依然として壁があります。米国では、メキシコとの間に壁を築こうと訴えるトランプ氏が大統領になりました。この世界をどうとらえたらいいのでしょうか。 「人類が遊牧生活から定住生活に移行し、領地を囲うようになって以降、自らの土地を確保し、社会を築いていく過程の一端を、壁が担うようになりました。米国の有名な詩人ロバート・フロストに『壁を直す』という詩がありますが、彼はここに『良き塀は良き隣人をつくる』との一文を残しています。彼が育った米ニューイングランド地方で、農園には石造りの塀がある。農民たちは、家畜が隣家に行かないように、境界の塀を修理する。『壁』は人間社会に不可欠な要素なのです」 「ただ、国家が国境を管理する手段として、壁は古すぎます。金ばかりかかって非効率的で、役立たずの中世の遺物。『万里の長城』のような観光資源に

    壁はなぜ生まれるのか:朝日新聞GLOBE+
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    ahya365 2017/09/20
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