(注)12、13位は小数点第2位以下の数値に差がある 1位は「年次有給休暇の取りやすさ」。制度の有無ではなく、社員が休みを取りやすい環境が整っているのかどうかを重視しているのである。2位の「実労働時間の適正さ」は、「ノー残業デー」や「残業の申告制度」など、制度的に労働時間を減らすなど残業時間削減に向けた取り組みの有無を重視する傾向にある。仕事と私生活のバランスが取れた生活を送る「ワークライフバランス」といった考え方が広がっていることも影響していると見られる。 ビジネスパーソンが休日や労働時間の次に重視しているのがは、人事考課制度に関することだ。3位の「人事考課の結果伝達の有無」、5位の「事考課をする側に対する研修・教育の有無」のほか、12-14位にも人事考課関連だ。現在、多くの会社で成果主義・実力主義の導入が進み、同期入社でも昇進や給与に大きな差が出るようになっている。多くのビジネス