神戸マラソン名物「プリキュアランナー」が2年ぶりに帰ってきた。人気アニメ「プリキュア」のコスプレをしながら驚異のハイペースで激走する姿が話題を呼んできた神戸市西区出身の会社員再田光進さん(33)。昨年から陸連登録者の仮装が禁止されたため、今年は陸連登録を外れて出場し、沿道の声援に笑顔を振りまいた。 【写真】2016年版「プリキュア」歓喜のフィニッシュ ピンクのロングヘアとミニスカートをなびかせ、腰にはハート型のポーチ。最新シリーズ「HUG(はぐ)っと!プリキュア」の主人公「キュアエール」の衣装に身を包んだ再田さんは、いつも通りスタートから先頭集団を追った。途中までは女子の優勝者にも先行し、2時間43分台でフィニッシュ。「先月もフルマラソンを走ったのでヘロヘロ。でも、頑張っているところを見せられて良かったです」 仮装を禁止された昨年は、自転車競技がテーマの漫画「弱虫ペダル」のサイクルウエア姿