知里幸惠の『アイヌ神謡集』を私はとても好きでいろんな思いを書き記してきました。今回はそのまとめとして、まだ書き残していること、伝えたいことを拾い集めます。 まずこの本に彼女が込めた心を少しでも伝えたいので、収められた13篇の神謡の目次を書き留めます。(ローマ字はアイヌの言葉の音を幸惠が文字にしたものです)。 AEKIRUSHI Kamuichikap kamui yaieyukar, “Shirokanipe ranran pishkan” Chironnup yaieyukar, “Towa towa to” Chironnup yaieyukar, “Haikunterke Haikoshitemturi” Isepo yaieyukar, “Sampaya terke” Nitatorunpe yaieyukar, “Harit kunna” Pon Horkeukamui yaie