詐欺グループに多重債務者 背後に暴力団が関与か | NHKニュースタイで日本の振り込め詐欺グループの拠点が摘発され、詐欺の疑いで逮捕された日本人15人の多くが九州地方の出身で、多重債務を抱えるなどしていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。警視庁は、拠点となる５ＬＤＫの住宅を海外に準備するなど、背後に組織力がある暴力団が関与しているとみて捜査しています。 逮捕された15人は22歳から54歳までの男で、いずれも住所不定となっていますが、その後の調べで、12人が九州地方の出身で、多重債務を抱えるなどしていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。 また、うその電話をかける拠点として用意されたのは、家賃が１か月20万円以上のプールつきの5ＬＤＫの高級住宅で、タイからでも東京の市外局番の「03」で発信できるＩＰ電話が大量に準備されていたということです。 警視庁は、海外で拠点となる住宅やＩＰ電話を大量に調達していることから、背後に組織力がある暴力団が関与し
