デルは11月17日、顧客からの注文やサポートを受け付ける「宮崎カスタマーセンター」を宮崎県宮崎市に新設し、業務を開始した。従来から受注やサポート業務をしていた神奈川県川崎市と中国の大連に並ぶ3つめの拠点となる。当初の100人体制から徐々に人数を増やし、5年後の2010年には1000人体制へと強化する。 担当者は社員として現地で採用し、約6週間の研修を進めてきた。今後もUターン、Iターン希望者を含めて県内や九州各地などから人材を集め、ITの専門家、技術者として育成していく方針。 オープニングセレモニーで挨拶をした浜田宏社長は、国内外の数十カ所の候補地から宮崎市を選んだ理由を「市や県の方々の熱い志と熱意に背中を押された」として、「企業市民として地元に根付いた体制を築きあげたい」と語った。セレモニーには宮崎県知事の安藤忠恕氏や宮崎市長の津村重光氏も列席。「宮崎の誇りになるものがひとつ増えた。雇用