貝塚市立第二中学校で10日、「3年生を送る会」があり、インターネットの動画サイトに投稿されて話題になった卒業ソング「桜ノ雨」をかいた音楽グループ「absorb(アブソーブ)」がゲスト出演した。ネットでこの歌を知って「自分たちの思いを代弁してくれる」と感じた生徒たちの思いが、教師のバンド演奏と全校生徒の合唱を交えた合同ライブに結実した。 土埃(ぼこり)上げ競った校庭 窮屈で着くずした制服 机の上に書いた落書き どれもこれも僕らの証し 正午すぎ、体育館に「桜ノ雨」のメロディーが響いた。演奏したのはabsorbの3人。壇上には作業服姿の教師7人も上がった。「仲間づくり」をモットーにする同校の教師が、まずは自分たちの仲の良さを見せようと2008年10月に結成したバンドのメンバーだ。フロアでは全校生徒約530人が声を合わせた。 「桜ノ雨」はabsorbのリーダー森晴義さん(28)=岐阜県
人気音楽ソフト「初音ミク」が歌う卒業ソングとして話題を集めた「桜ノ雨」を手掛けた音楽ユニット「absorb(アブソーブ)」が29日、「さいたまスーパーアリーナ」(さいたま市中央区)内の展示ホ-ルで「桜ノ雨学園卒業式」イベントを開いた。「桜ノ雨」は卒業式を迎えた学生の思いを桜の花びらにたとえ、再会を誓い合う歌。ファンらで構成された「桜ノ雨プロジェクト」が解散となり、会場ではアブソーブとともに「桜ノ雨」を合唱したほか、メンバー500人に卒業証書が手渡された。 「桜ノ雨」はアブソーブの森晴義さんが、昨年2月に動画サイトに初音ミクバージョンを投稿した。直後から「卒業式や卒業生を送る会で歌いたい」と問い合わせが116校からあり、1年の間に全国60校で合唱された。アブソーブは「(プロジェクトの)最後の日にこうやってたくさんの人たちと一緒に歌えたことがとてもうれしい。一人一人の心の中に思い出として刻んで
初音ミク曲が映画に――卒業ソングとして人気を集めている、アコースティックバンドabsorbの楽曲「桜ノ雨」が、映画になる。高校生・大学生を主体として活動する学生映像制作団体・テトラフィルムスタジオが制作する自主制作映画だ。 桜ノ雨は、absorbのボーカル・森晴義さんが「初音ミクが現代を生きていたら」と想定して作った曲。昨年2月に「ニコニコ動画」に投稿され、これまでに100万回近く再生されている。楽曲を収録したCDはabsorbのメジャーデビュー作品となり、ジャケットにはabsorbのメンバーとともに初音ミクの姿が描かれている。 ネット上では、桜ノ雨を卒業式で歌おうと呼び掛ける「桜ノ雨プロジェクト」も展開。これまでに100校以上の卒業式で採用。「新しい卒業ソング」としてテレビのニュース番組などにも取り上げられた。 映画はこの楽曲をモチーフにしたもので、舞台は3~4月の高校。「高校3年間をと
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