福島の漁業の完全復活の日も遠くはない。そう思わせるニュースが2つ、立て続けに報じられました。 まずは、福島県が継続している魚介類のモニタリング調査で、今年2月に採取したすべての検体が国の基準値を下回ったというニュース。月間で1検体も基準値超えがなかったというのは調査以来初めてとのこと。これはまさに「吉報」ということになりましょう。 魚介のセシウム、全て国基準値以下に(朝日新聞/2015.3.20) 東京電力福島第一原発事故後に県が沿岸海域で続ける、魚介類1キロあたりに含まれる放射性セシウム濃度を調べるモニタリング検査で、2月に取った全ての検体が、国の基準値(1キロあたり100ベクレル)を下回った。月間で1検体も基準値を超えなかったのは、調査を始めた2011年4月以降で初めて。 19日、いわき市であった地元漁業者の会合で県水産試験場が示した。それによると、2月は696検体を取り、基準値超えは