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昨日のエントリの続きです。 政治には、多数決の罠とでも言うべきものがあります。 政治は多数決で決まりますが、個別の政策の中身やその背景や理論的分析などは、大多数の人々は興味もなければ知識もなければ勉強する気もない*1。だから、普段はそれぞれ個別の政策に関心があり知識がある一部の専門家*2と利害関係者、それと政策の実施に必要な資源を動員できる人*3が政策決定をします。 しかし、いざその問題が政治的に注目を浴びる論点になったとたん、その問題に知識も利害もない無関心だったはずの人たちが多数決における決定権を握るという状況のことをここでは仮に「多数決の罠」といいます。昨日のエントリでも書きましたが、具体的に言えば次のような状況です。 政治は多数決です。では、たとえば「東日本大震災の被災地域の高速道路無料化に賛成かどうか?」を私とかが漠然と100人に聞いてみたら、たぶんこんな感じになると思うのです。
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