年末年始の生活総合相談の受け付けに訪れた人に整理券が配られていた=28日午前11時38分、東京都新宿区歌舞伎町2丁目、細川卓撮影年末年始の生活総合相談の受け付けをする人たち=28日午後0時23分、東京都新宿区歌舞伎町2丁目、細川卓撮影 住まいのない求職者を対象にした東京都の生活総合相談が28日午後に開設された。労組などが昨冬設けた「年越し派遣村」の再現を避けようとする国の要請を受け、来月4日まで宿泊場所や食事を無料で提供する。大規模施設を緊急宿泊所として用意したのは全国で都だけだが、利用資格が都内の求職者に限定され、路上生活者の支援団体などは「対策が不十分」と反発している。 都によると、定員約500人に対し、27日までに利用を申し込んだ人は約180人。申込者は28日正午から新宿区内の施設で、顔写真付き利用証を作成するなどの手続きをした後、バスで会場の国立オリンピック記念青少年総合センタ